代表プロフィール

GO-Road代表の中島吾郎です。

1977年3月、静岡県富士市に生まれ、富士山の麓で青春時代を過ごし、東京の大学卒業後は故郷に戻ってIT企業に就職しました。当時は特にやりたいこともなく、流行り始めていたインターネットの世界に身を置き、忙しくも充実したサラリーマン生活を7年ほど続けました。

転機

1回目の転機が訪れたのは20代後半です。

子どもたちとの出会い

この頃、妹や周りの同級生たちが結婚し始め、彼らの子どもと接する機会が増えました。どの子も本当に可愛く、愛おしくて、「今の仕事もいいけど、この子たちの未来のために何かできないだろうか」とぼんやりと考え始めました。

富良野自然塾との出会い

2005年に東京で観劇した倉本聰先生のお芝居のパンフレットにが書かれていた「富良野自然塾」構想を読み、「面白そうだなー、いつか行ってみよう」と思っていたところ、2年後、スタッフ募集の記事を見つけました。小さい時からドラマ『北の国から』が大好きだった私にとって、勉強させていただくまたとない機会だと感じ、門を叩き、富良野移住を決意しました。30歳春の出来事です。

実績

富良野での生活は、小手先での立ち回りや頭で計算した要領良さは全く通用せず、身体エネルギーによって成る現場主義を徹底的に叩きこまれました。

森づくり

「閉鎖されたゴルフ場に木を植えて元の森に還す」という、実にシンプルで壮大で、世界中で誰もやったことのない業務に取組み、試行錯誤を繰り返しながら9万本近い木を植えてきました。
全国の森づくり団体とのネットワーク構築や、「旅行をしたら木を植えて帰ろう」をキャッチフレーズにした「ゼロカーボントラベラー」事業も立ち上げました。

環境教育

年間5000人の体験型環境プログラム受け入れや、早稲田大学などの研修アレンジに加え、ゼロから手掛けた株式会社リコーと富良野市のワーケーションプログラムは内閣府地方創生大臣賞を受賞しました。
また、富良野自然塾のプログラムメソッドを全国に展開し、愛媛県今治など7校とフランチャイズ連携を結びました。

地域活動

一方で、社会課題への関心が高まり、子ども達への無料プログラム提供(ジャパンキッズ)やフリースクール構想(フラヌイスコーレ)に加わらせていただくほか、富良野の町づくり大学「FURANO BETA大学」では「享受」(教授)を拝命しています。
また、コロナ禍においては、若年層のコミュニケーション機会喪失に危機感を感じた仲間と共に「CORE 北海道体験教育協会」を立ち上げ、所属組織や地域に縛られずに社会全体をサポートする基盤を具現化しました。

2023年、2回目の転機が訪れます。活動の対象や範囲が富良野ではどうしても収まりきらなくなり、自分の人生のテーマを「拠点は日本」に定め、GO-Road設立を決意しました。
これまで培った経験とネットワークをもって多くの方と学びの場を共有し、日本中に森を増やし、誰一人取り残さず平和で安心して暮らせる地域づくりを目指して邁進していきます。

長くなりましたが、少しでも共感して下さった方、一緒に活動しませんか。