サントリー(株)は、1月30日(火)から全国で数量限定で新商品「ザ・プレミアム・モルツ(サステナブルアルミ)」を発売します。この製品は、サントリーグループが掲げる「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、『人間の生命(いのち)の輝き』をめざす。」を掲げ、環境に配慮した商品開発を進めている一環です。
環境目標2030の一環として、アルミ缶におけるCO2削減に注力
サントリーは、「環境目標2030」を掲げ、2030年までにGHG排出量を自社拠点で50%削減し、バリューチェーン全体で30%削減する「環境目標2030」を宣言しています。アルミ缶のCO2削減はその中でも特に重要視されており、これに向けた取り組みが新商品「ザ・プレミアム・モルツ(サステナブルアルミ)」に反映されています。
サステナブルなアルミ缶の採用
今回の新製品では、サントリーが採用したアルミ缶は、住友商事(株)・住商メタレックス(株)・(株)神戸製鋼所・大和製罐(株)が共同で企画・製造したものです。このアルミ缶は、グリーンアルミをマスバランス方式により割り当て、通常のアルミ缶と比較してCO2排出量を25%削減することが可能です。
サントリーはこれにより、アルミ缶を使用する清涼飲料やお酒の分野での環境負荷を低減し、バリューチェーン全体でのGHG排出量の削減に貢献していきます。さらに、アルミ缶のCO2削減に関しては、各企業との連携が不可欠であり、原料から製品製造まで幅広いステークホルダーと連携して検討を進めていく予定です。
マスバランス方式による環境への貢献
新商品の特徴であるグリーンアルミは、マスバランス方式を用いて全て本製品に割り当てられています。この方式により、製造工程やアルミ缶の性能を変えることなく、通常のアルミ缶と比較してCO2を25%削減することが可能となりました。マスバランス方式の採用は、環境に優しい製品を提供する一環として、サントリーの持続可能な社会への取り組みを具現化しています。
サントリーは今後も、容器包装の積極的な活用や省エネ技術の導入、再生可能エネルギーの活用などを通じて、バリューチェーン全体でのGHG排出量の削減に向けて努力を続けていきます。消費者は、新商品「ザ・プレミアム・モルツ(サステナブルアルミ)」を通じて、おいしいビールを楽しむと同時に、環境にも貢献することができるでしょう。
【参考情報】 サントリー公式ニュースリリース