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ロスゼロ不定期便が日本の食品ロス問題に挑戦!2年2カ月で40万点・100トンの削減を達成

大阪府大阪市を拠点に活動するロスゼロは、1月23日に発表した報告で、「ロスゼロ不定期便」がサービス開始から2年2カ月で約40万点・約100トン超の食品ロスを削減したことを発表しました。この斬新なアプローチにより、約2億円相当の食品が無駄にされることなく再活用され、環境に対するCO2排出量も約362トン削減されました。

「ロスゼロ不定期便」は、日本初のサブスクリプションサービスで、事業者間で発生した様々な理由により販売できなくなった余剰食品が、2カ月に1度利用者に届くというユニークなサービスです。食品ロスの特色である「いつ、何が、どれだけ発生するかわからない」という不確実性を、「福袋のように何が入っているかわからない」楽しみとして捉え、ポジティブに活用しています。

「ロスゼロ不定期便だより」では、同封された食品がなぜ販路を失ったのかを消費者に伝え、食品ロスに対する啓発にも貢献しています。サービスは、毎月約5トンの食品ロスの削減に寄与しており、2024年1月時点での成果を示しています。

国内の食品ロスは年間523万トンで、そのうち約53%が主に製造・流通段階で発生しています。流通・小売業界の慣習による「3分の1ルール」によって、賞味期限を長く残したままの食品が多くロスになってしまう実態が浮き彫りになっています。同時に、「ロスゼロ不定期便」では、届けた食品のうち賞味期限まで4週間以上の食品が過半数を占めていることも報告されました。

ロスゼロは、もったいない食べ物を活かすことで持続可能な社会の実現を目指し、食品ロスを削減するプラットフォームを運営しています。「ロスゼロ不定期便」は、その斬新なアプローチが認められ、2022年12月には「日本サブスクリプションビジネス大賞2022」で特別賞を、2023年には環境省・消費者庁が主催する「食品ロス削減推進表彰」で審査委員会委員長賞を受賞しています。


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